非常識会計学! 石井和人・山田真哉著

会計って実は簡単!?


非常識会計学!―世界一シンプルな会計理論 非常識会計学!―世界一シンプルな会計理論
石井 和人 山田 真哉

中央経済社 2005-05
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「会計学」と聞くと、結構な人が身構えてしまうだろう。
私もそんな中の一人です。


会社員として、自分の会社の現状や他社と比較するのに
客観的な指標として財務諸表があります。
でも、財務諸表っていざ見てみると「借方」「貸方」
「資本」「資産」「収益」といったことはわかっても、
「減価償却」とか「引当金」とかは微妙にわからなかったりします。
どうやったら耐用年数や引当金額を定義できるの?とか。
勘定科目として挙げられているのはわかるのですが、
実際どのタイミングでこれらが計上されて、実際の会計(経理)では
どのように処理されているのか?という内容は簿記の勉強を
していてもあまり見えてきませんでした。
本書は、「会計学」という一見難しそう(実際も難しいのですが)な
ものをわかりやすく解説しているものです。
世に出ている分厚い会計学の本と比較するとまさに「非常識」と
いえるものかもしれません。
私が一番「へぇ~」って思ったのは、
肉屋に売るために牛を育てていた場合、
棚卸資産なので大人の牛は「製品」
でも、
農耕具を引かせるために牛を育てていた場合、
固定資産なので大人の牛は「車両運搬具」

という内容。
こういう噛み砕いた例が沢山載ってます。
会計用語に挫折感を覚えている人にお勧め。


☆ 実は簡単!?
☆ 因果関係
お薦め度:★★★★☆+非常識!


マインドマップ
今回はなしで。


つぶやき
私は会計という学問はビジネスマンにとって必須の
知識だと考えています。
「数字が読める」ということは個人にとって大変な
強みであり、私も早く習得したいスキルの一つです。

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