企画心(プランニング・マインド) 阪本啓一著

何事もマインドが重要


企画心(プランニング・マインド)―わかった!ホンモノの企画書の書き方 企画心(プランニング・マインド)―わかった!ホンモノの企画書の書き方
阪本 啓一

ビジネス社 2005-10
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企画を生み出すには「企画力」というものが必要。
それは「企画書の書き方」だったり、「内容の新しさ、斬新さ」
だったりする。
しかし、どんなに良くできた企画でも作った人の「おもい」が
伝わってこない企画は良い企画とは言えない。
企画を作る際の絶対条件は「企画心」である。


本書はこのようなコンセプトのもと構成されています。
企画を作る流れは以下の3つがあります。
1.準備(うむ)
準備(うむ)とは企画をなぜ立てる必要があるのか?
この企画を立て、実行すると誰がどのようにうれしいのか?
というものを正確に把握し、その問題に対して、自分の
「おもい」をこれでもかっというくらい詰める。
2.実行(する)
企画を実行するには「育てる」「まとめる」「売る」という
ステップがあり、それぞれにはポイントがあり、
それをクリアにすることで適切に実行することができる。
『「Do not リスト」を作る』というのが印象的でした。
3.仕舞(のこす)
企画は作ったら終わりではなく、残すことが大事。
それはクライアントに対しては当然だが、「自分向け」と
いうのが大事である。見直してこれが「代表作」といえるか
どうか、とことん自問自答してみる。
企画を作るときだけでなく、他のどのことをやる際にも
大事だと思えることが沢山詰まった一冊でした。


☆ マインド
☆ 五感に訴える
お薦め度:★★★★★+「おもい」


マインドマップ
企画心


つぶやき
「マインドがあってスキルが活きる」という
本書の最初の部分に書かれている内容がすごく印象的でした。
「SEに必要なマインドとは何か?」ということを
改めて考えました。
私が考えるSEのマインドは
・好奇心
・バランス感覚
の2つです。
このマインドをベースに
「ぶれないエンジニア」を目指して行きたいですね

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