不安を少し軽減するコツ
人生は数式で考えるとうまくいく 大村 あつし サンマーク出版 2005-10-18 |
人生を成功した人とはどんな人でしょう?
株で大儲けして億万長者になった人
やりたいことを仕事にしている人
失敗したことがない人
「人生の成功」というのは、人それぞれ定義が違います。
お金持ちになることを成功という人もいれば、
お金よりやりたい仕事を思いっきりやっている人と
言う人もいます。
自己基準(とらえ方)が違うため、答えが異なるのです。
本書では、数式を織り交ぜながら人生における満足度を
挙げる方法を紹介しています。
■人の満足度をあげる「心の器」
ストレス社会にある現代人は一日にいろいろな感情を
心の器にストックします。
心の器は一日一回整理することが大事です。
■負けない人生の法則
「負け≠失敗」ではない。
成功するまであきらめなければ、必ず「負け」はない。
■目標-現状=課題
課題の定義をする数式。
適切な目標設定が前提ですが、人生を三万日と考え、
その中で未来から今の自分を見つめることで課題が
見えるというもの。
■(能力+応援)×思考=チャンス
いくら能力があっても、マイナス思考ではチャンスは来ない。
■一度の角度をつける
今日より明日をよくするために、毎日成長に一度角度をつける。
すぐには効果はわからないが、これをやるとやらないとでは、
数年後に差がはっきりする。
相撲業界にある「三年先の稽古」という言葉を
うまく引用しています。
本書はタイトルにある通り数式を使った説明も
多少ありますが(5個くらい)、それよりも物事の捉え方、
漠然とした不安を明確にするヒントが多く記載されています。
漫然と日々を過ごしている方にお勧め
☆ 千日計画
☆ プラス思考
☆ あきらめない心
お薦め度:★★★★☆+捉え方
書評後記
「成功するまであきらめない」という内容を見て、
スラムダンクの安西先生の言葉を思い出しました。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
いつも心に留めていたい言葉です。
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