ブログとは自分を映す鏡
ブログ道 久米 信行 NTT出版 2005-12-23 |
ブログが普及して、ホームページを作らなくても簡単に情報発信が
できるようになりました。
掲示板ほど匿名性が高くないブログというツールを使うことで
自分の「道」を切り開いていこう!というのが本書の内容です。
本書は自分自身の「ブログ道」(=生き方)を見つけるために
ブログをどのように活用し、どのように情報を発信するかということを
「心得」「準備」「実践」という3段階に分けて説明しています。
「心得」
1.書き続ける
書き続けることで、それを書いたときの自分を見つめなおすことが
できる。また、発信することで気がついていなかった自分の思いや
感情などがわかる。
2.避ける話
ブログを書くということは多数の人がそれを見るということ。
「儲け話」「暴露話」「企業秘密」などは当然避ける。
無用な争いごとは避けましょう。
「準備」
1.自分を伝える
自分はどのような道を歩むんだ。ということを明確にする。
テーマもそれに沿ったものにし、カテゴリ分けを適切にする。
「履歴書」でなく一個人としての素顔を見せるため、名刺や
電子署名を作るといい。
「実践」
1.わかりやすい題名
題名はわかりやすくする。読んでいただける人に興味をもって
もらえるように工夫する。
2.本文
「間」を大事にし、書いて楽しい・読んで美しい話し言葉で書く。
ブログとは単なる電子日記でなく、その時々の自分の姿を残しておく
「履歴書」みたいなものという内容が非常に印象的でした。
私も自分の「ブログ道」について考えてしまう、そんな一冊です。
「ブログを始めたいけど、何を書くか悩むな~」という方にお勧め。
☆ ふりかえり
☆ 自分と向き合う
お薦め度:★★★★☆+自己実現
久米信行氏のブログ
つぶやき
私もこのブログを書き始めて1年が経ちます。
この1年で私はどんなことに興味をもち、どんな本を読み、
どんなことを感じたのかというのがブログを読み返すことで
知ることができます。
1年前の自分と向き合えるというのはブログを書いてるから
可能なのでしょう。
これからも日々精進していきたいです。
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