時間とは何か?を改めて考える
時間の教科書―おちまさとプロデュース 「おちまさとプロデュース時間の教科書」をつくる会 日本放送出版協会 2006-02 |
毎日忙しく仕事をこなしていると、時間や曜日の感覚が
無くなっていきます。
そして「時間がない」が口癖になり「時間欠乏症」状態に
落ちていきます。
「時間は平等」とよく聞きますが、本当にそうでしょうか?
寝る時間は人により違いますし、同じ時間でも人によって
できる作業量や質が違います。
時間の使いかたが上手な人は、時間を効率的に使っています。
一度に2つのことを正確にこなしたり、ちょっとした
隙間時間を利用して、次々と作業をこなします。
本書は、正しい時間の捉え方、時間の操り方を教えてくれる
時間の達人になるための教科書です。
書いてあることは継続して実践することで効果が
でそうなものばかりです。
時間をうまく使うためのポイントは3つあります。
1.時間を巻く
使用する時間の絶対量を減らす。
例えば、作業の一部を誰か(自分より効率の良い人)に
任せたりする。
2.時間をゆがめる
時間の流れを変える。
例えば、自分が出る必要の無い会議に出ない
3.時間を倍に使う
1.と2.の組み合わせ
これらのポイントにタイムプライオリティ、PP/NSなどの
3種の神器を使うことで時間の達人へ近づけます。
時間というものは、「稼ぐ」ことはできるが、
「もうける」ことはできないという言葉が印象的でした。
自分の時間の使い方、捉え方を改めさせてくれる
一冊でした。
☆ 残りの寿命
☆ 時間のツケ
☆ スマートでなきゃ
お薦め度:★★★★☆+達人への道
書評後記
またもや前回更新から大分空きました。
本は読んでいるのですが、ネットをやる時間がありません。
今回の書籍を読んで「何を言っているんだ!」と
自分に言い聞かせました。
時間は作るもの。
「早朝起業」で松山さんもそう言っていました。
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