説得型コミュニケーションからの卒業
合意術 「深堀り型」問題解決のすすめ 久恒 啓一 日本経済新聞社 2005-07-13 |
人とコミュニケーションをとるときや会議の場などでは、
そのゴールとして「合意」を取り付けることが設定される。
しかし実際は「合意」とは名ばかりのものが多いのではないでしょうか。
・一方の意見を強引に押し付ける
・相手のわからない言葉を並べて説得する
このような形のものは「合意」とは言いません。
本書では、「合意」を得るための術がわかりやすくかかれてます。
合意を「意識の上で双方が納得したもの」と定義し、
意見の伝え方、問題の分析方法が記載されています。
本書の中で私が一番ドキッとしたのは、
「時間軸と地理軸で説明する」
というものです。
話す内容の時間的・地理的な位置をはっきりさせることで、
会議のスタートラインが明確になる、というものです。
私はこれをやることで会議の時間がかなり短縮されると思いました。
さっそく試してみることにします。
☆定性情報活用法
☆腑に落ちる
お薦め度:★★★★★+立ち位置
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