2008年12月16日

思考のボトルネックを解除しよう! 石川和幸著

自分が思う「限界」の原因を知る


思考のボトルネックを解除しよう! 思考のボトルネックを解除しよう!
石川 和幸

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-08-18
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「ボトルネック」という言葉は、「ザ・ゴール」という著書で有名になりました。

主に仕事におけるプロセスの中で使われる言葉です。

ボトルネックは最終的なアウトプットの限界を作ってしまうものです。

なので、特定⇒解決をすることで、全体の生産性の向上を図ることができます。

本書では、このボトルネックが個人の思考の中にもあるとし、

それを解除することで、

 個人のアウトプットがどう改善されるか

が書かれています。

自分の改善ポイントを見つめなおしたい方にお勧めです。

 

■ボトルネック

 ボトルネックは、全体のアウトプットを決めるリミッターです。

 ボトルネックとなる箇所は、プロセスの中で、もっとも能力の低いところであり、

 そこを改善することは全体のアウトプットを改善することに繋がります。

 ボトルネックは、常に同じところに存在することは限りません。

 現在、ボトルネックとなっている箇所を改善すると次のボトルネックが

 生まれるのです。

 つまり、ボトルネックは『移動』します。

  ⇒ボトルネックが移動するということは非常に重要なことだと思います。

   改善のアプローチとして、これを意識しておかないと

   いつまで経っても誤ったことを続けてしまいます。

《ボトルネックの改善ステップ》

  ボトルネックは次の5つのステップにより改善を図ります。

   1.ボトルネックを特定する
   2.ボトルネックを最大限活用する
   3.他をボトルネックに同期させる
   4.ボトルネックの能力を引き上げる
   5.また、1.に戻る

  これらを繰返し行うことが改善に繋がります。

   ⇒「繰り返す」というのがポイントです。

    1つのボトルネックを潰しても終わりにはならないのです。

 《思考のボトルネック》

  思考のボトルネックは『知識』『選択』『生/活力』にカテゴライズされます。

  これらの関係は、互いに制約しあう関係にあるということです。

  どれが欠けても、欠けたところがボトルネックになり、

  個人のリミッターになってしまうのです。

  これらのカテゴリ別に次から簡単に紹介します。

■知識

 知識のボトルネックは、頭の良さを構成する要素を分解し、

  『情報』『手法』『技能』にわかれます。

 《情報》

  情報は「知っている」ことがまずは重要になります。

  ある事象に対するアプローチもそれに関連する情報を

  「知らない」とそれがボトルネックになってしまいます。

  ⇒これは、とても共感できます。

   「知らない」ことで、思考がストップしてしまうことって結構あるものです。

    会議などをしていても自分が知らないことで思考停止に陥ってしまうことが

   今まで結構ありました。。。

  情報がボトルネックにならないようにするためには、

  大量の情報の中から『効率的』『戦略的』に情報を

  収集する能力と養うことです。

  情報収集能力を養う目的は、情報の選別だけではありません。

  その情報を利用して、時間の使い方に応用することができます。

  時間を『付加価値時間』と『非付加価値時間』に分類すると

  前者を多くし、後者を少なくすることで最終的なアウトプットの

  量が変わってくるのです。

  ⇒情報収集能力を磨くためには、量をこなすしかないように思えます。

   量をこなす事で、嗅覚が磨かれると私は思います。

 《手法》

  手法は、自分が得た情報をある軸で分類する能力です。

  つまり、フレームワークに関する知識です。

フレームワークを知ることで、最適解に対して、短い距離で向かうことができます。

  ⇒引出しを増やすことは重要ですね。

 《技能》

  情報、手法を学んでも技能(スキル)が無いとアウトプットに繋がりません。

  『使う力』をとても重要なファクターです。

  技能を磨くためには、体験の絶対量を増やすことです。

  仕事の中でもいいですし、頭の中でシミュレーションを

  することでも体験することができます。

  ⇒仕事をしていて、設計・開発の絶対量が多い人は、

   頭の中でのシミュレーションもすぐできます。

   このようなスキルがある人と一緒に仕事をするととても頼もしいです。

   ただ、自分も同じレベルにいないとついていけないので、

   その辺は気をつけなければいけませんが。。。

■選択

 知識のボトルネックの改善を終えたら、次は『選択』です。

 『選択』は個人の行動を司る大切な要素になります。

 選択のボトルネックは『前提』『認識』『選択』という3要素から構成されます。

 《前提》

  自分の行動に前提を置いてしまうと、行動制約がかかってしまいます。

  「どうせ自分なんか・・・」というのが制約になってしまうのです。

  前提は「思い込み」から来ているものが多いため、

  まずは「思い込み」を排除することが大事です。

 《認識》

  「自分がどこにいるのか」

  自分が立っている位置、見ているものを正しく認識していないと

  誤った選択をしてしまいます。

  自分を冷静に客観視し、自分の行動をふりかえることで

  誤った認識をなくすことができます。

 《選択》

  数ある選択肢の中から、最善のものを「選択」する能力。

  これは、「自分が向がうべき場所」を知ることがポイントです。

  選択を迫られてたときに、常にこれを意識しておくことが大事です。

  自分の棚卸しをすることで「向かうべき場所」を知ることができます。

  ⇒自分のことは以外に知らないものです。

■感想

 本書では、「知識のボトルネック」について大きく紙面を割いています。

 知識のボトルネックは個人の生産性を決める上で非常に重要なことです。

 しかし、私は「選択のボトルネック」が本書の肝だと思いました。

 「情報」「手法」「技能」をいかに磨いたところで、

 「選択」を誤ってしまうとすべてが違う方向に向かってしまうからです。

 「選択」の重要性を改めて感じることができました。

 また、本書を読んで、今の自分のどこが「ボトルネック」かが少しわかりました。

 基本的には全体的に改善が必要です orz

 まずは、情報の効率的・戦略的な取得方法を身につけること力を入れていきます。

■編集後記

 12月に入り、大掃除で部屋の本をどのように整理するかを考え中です。

■マインドマップ create by jude-think

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