2007年1月 3日

心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 千葉 英介著

相手を知ることで良いコミュニケーションを


心の動きが手にとるようにわかるNLP理論心の動きが手にとるようにわかるNLP理論
千葉 英介

明日香出版社 2003-10-31
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人と話しているときにどうも噛み合わないな?とか
「わかる」と言ってくれてるけど、本当にわかってるのかな?
と感じることがよくあります。

こう感じたときは明らかにコミュニケーションギャップが生じています。
では、なぜコミュニケーションギャップが起きるのか?

一般的には、
「立っている場所」
「見ているもの」
が違うからといわれます。

では、どうすればこの違いを埋められるのか?

本書では、このような疑問を体系立てて解説してくれています。

■NLPとは

NLP(Neuro-Linguistic Programming)とはあまり聞いたことは
ないかもしれません。私も本書で初めて聞きました。
日本語にすると「神経言語プログラミング」。

すごく簡単にいうと、NLPとは「なんとなく」を追求するものです。

「なんとなく伝わった」(とりあえず「わかった」と言ってもらった)
「なんとなく判った気がする」(概略だけ)
NLPは、こんな曖昧状況を打開するのに有効です。

コミュニケーションのポイントは「伝える内容」よりも
「伝え方」が重要です。
その理由は、コミュニケーションにおいて「伝える内容」は
全体の7%しか占めていないからです。
残りは、
 音の調子:33%
 視覚:55%
という割合で締めます。

つまり、『視覚』や『聴覚』という非言語的な部分の
方が重要度は高いのです。

非言語的なものが重要ならばそれに重点を当てるように
変えればいい。つまり、ボディランゲージなどを使って
イメージを伝えるようにします。

■代表システム(コミュニケーションタイプ)
非言語的なものに重点を当てればよいといいましたが、
その中でも重点を置くものは会話をする相手によって違います。
本書では、以下の3つに分類しています
 視覚タイプ
  イメージで伝える。図解などが有効。
 聴覚タイプ
  文字を頭の中で組みたてる。詳細な情報を使って伝える。
 体感覚タイプ
  ジェスチャーを使って、体感的に伝える。

これらのタイプがわかるだけでも、「伝え方」がうまくなります。

■NLPを自分へ適用
NLPでは『アウトカム』という定義しています。
アウトカムは、
 目的
 目標
 ゴール
 望ましい状態
 成果
で構成されています。

これはセルフマネジメントにも有効です。
自分がどこに向かって走っているのかというのが
わからなければ、学習していても仕事をしていてもプライベートな
計画を立てていても遠回りしてしまいます。

アウトカムの各フェーズを正しく定義し、フェーズの終わり毎に
確認・修正していくのが、うまくいく秘訣かもしれません。

■まとめ
本書で書かれている内容のポイントは『いかにうまく伝えるか』だと思います。

うまく伝えるために、相手を知り、それにあわせることで、
コミュニケーションを向上させていく。

当たり前に言われていることを体系立てて説明されているため、
わかりやすいでした。


☆代表システム別接し方
☆自分の中にいる3人
☆「なんとなく」排除

★★★★☆+伝え方テクニック


書評後記
本書を読んで、周りの人の代表システムを考えてみました。
ある後輩:受動的な視覚タイプ
ある先輩:詳細型の聴覚タイプ

受動的な後輩に対して、「やり方は任せる」なんて
言ったことがあります。

詳細型の先輩に対しても、「大枠こんな感じです」と
報告したことがあります。

ギャップを生むもとですね。
これからは気をつけていきたいです。


マップ create by jude-think
NLP理論

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