2006年3月25日

使える弁証法 田坂広志著

よく見ると懐かしいものばかり



使える 弁証法使える 弁証法
田坂 広志

東洋経済新報社 2005-11-25
売り上げランキング : 13991
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



弁証法?聞いたことないな。
私を含め「弁証法」という言葉を聴いたことがない人は
たくさんいると思います。
「弁証法」とはドイツの哲学者ヘーゲルの思想です。
「哲学なんてビジネスと関係ない古いものだよね?」
私もこの本を読むまではそう思ってました。
シンクタンクで活躍している田坂さんが本の題材として
あげてるくらいだから関係ないはずもないだろう、と思いながら
この本を読み進めていきました。
すると「なるほど!」と思うことがたくさん書いてありました。


弁証法を知り、使うとどのようなことがわかるかというと、
現在流行っているものがいつ頃消滅し、次に
どのようなものが流行っていくのか、といったことが
予見しやすくになります。

「そんなことできるわけない」と思うかもしれませんが、
この本に書いてある事例は非常に説得力があるもので
私も引き込まれてしまいました。

「物事は螺旋階段のように発展していく」
つまり、今あるものが一旦消滅した場合、次にちょっと
すごくなって復活するというものです。

コミュニケーション手段を例にとると、
昔は手紙によるやり取りが普通でした。
それが電話が流行ることで、手紙を書くことが少なくなりました。
しかし、インターネットが普及することで電子メールが普及しました。

手紙がちょっとすごくなって復活したということです。

ドックイヤー、マウスイヤーなどと言われている現代では
このような発展が目に見える形で現れてくる。
というのが著者の主張です。

時代の流れを面白くつかめそうです。



☆ ちょっとすごくなる懐かしいもの
☆ 矛盾マネジメント

お薦め度:★★★★+予見力



マインドマップ

弁証法

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://yhasegawa.biz/cgi/mt/mt-tb.cgi/64

コメントする