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2006年01月29日

原稿用紙10枚を書く力 齋藤孝著

スタイルのある文章を書くために



原稿用紙10枚を書く力原稿用紙10枚を書く力
斎藤 孝

大和書房 2004-09
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「書くことはスポーツだ」
本書の冒頭では、このようなフレーズが書かれている。

いきなり原稿用紙10枚渡され、「さぁ、書いて!」と
言われた時、書ける人と書けない人の差はなんでしょう?

   

答えは「基礎体力」

「書く」ということに慣れている人は、普段から原稿用紙10枚くらいの
文章を書いているので、苦もなく書きなじめることができる。
しかし、それをやっていない人は書き始めることができない。
この点を著者は「基礎体力」と読んでいる。
スポーツにも基礎体力が重要なのと同様に書くこと・読むことにも
重要なファクターだということだ。

書くことに対して抵抗感をなくすには、まず量をこなすことが
重要だと著者は述べている。
そして、慣れてきて文章を書けるようになってくると、文章の
構成や、中身をどのようにしていこうかと考えるようになってくる。

「書く⇒考える⇒書く」
この繰り返しがいい文章を作るためには必要だ。

本書には、書くことへの抵抗感をなくすよい方法と
構築力・生命力のある文章を書くためのテクニックが
書かれている。

「読書は好きだけど、書くのはちょっと。。。」という方にお勧め。



☆ 立ち位置
☆ こなす読書
☆ つなぐ力

お薦め度:★★★★+構築力

2006年01月21日

考える技術 大前研一著

21世紀ビジネスマンの思考



考える技術考える技術
大前 研一

講談社 2004-11-05
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インターネットを使って情報収集をするのが当たり前になってから
大分経つ。最近ではケータイを使って日々ニュースなどの
メール配信を受けている人もいるだろう。
今の世の中、情報は簡単に手に入る。が、本当にその情報は
正しいのだろうか?と考えたことはあるだろうか?
TVのニュースで流れていたからとか、2チャンネルで話題に
なっているからといった情報収集の仕方では物事の本質を
見抜くことが出来ないし、その時々の時代に流されているだけである。

本書では、Windows95が発表された以降の時代を「新しい世界」と
定義し、この世界で行きぬくために必要な思考法を「大前流」に
提言している。

   

「新しい世界」では、学校で習うような「答え」のある問題ばかり
ではない。そのためには、「非線形思考」を身に付けるべきだ。
では、「非線形思考」とは何か?
簡単に言えば、物事をいろんな角度から自分なりに徹底的に
検証し、自分なりの答えを見つけるプロセスのことである。
「徹底的」、「自分なりの」というのが重要だ。

本書の中には「考えること」の演習問題として以下のようなものが
いくつか書かれている。その中の一つは次のようなもの。

「あなたが現在より2階級上のポジションにいたら、
 あたたの会社が現在抱えている問題に対してどのような
 アクションをしますか?
 また、会社はなぜそれを実行しないのでしょう?」

さて、皆さんの答えは?



☆論理的思考
☆思考力格差の時代
☆自分への質問

お薦め度:★★★★★+しつこさ

2006年01月08日

39歳までに組織のリーダーになる 柴田励司著

組織の遠心力を効かす



39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する
柴田 励司

かんき出版 2005-04
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本書のタイトルを読んで、「なぜ39歳なのか?」と疑問に思った。
日本の組織(企業)でリーダーとなっている人は大抵40歳代後半から
50歳代の人たちばかりだ。

   

最近ではライブドアの堀江さんやサイバーエージェントの藤田さんに
代表される若いCEOもいるが、それはごく一部でそれ以外の組織では
結構年をとった人が組織のリーダーになっている。
40歳代後半、50歳代のCEOがダメだとは本書内でも述べられては
いないが、最近の時代変化の早さ、欧米のCEOと張り合うには
リスクを十分に取れる39歳という年齢でリーダーになるのが
その組織にとってよい結果をもたらすと述べられている。

しかし、そんなに早くCEOになるには普通に過ごしていてはダメ。
リーダーに必要な考え方、仕事術などを身につける必要がある。
本書はリーダーにはどのような能力が必要なのか、どうすれば
「一緒に仕事をしたい!」と思われるデキルリーダーになれるのか、
という内容が書かれている。

リーダー向け本によくある「コミュニケーション力」や「鳥瞰力」は
当然として、私が気に入っているのは「組織の遠心力」である。
カリスマ経営者として君臨してしまっては組織が止まってしまう。
つまり、指示待ち人間が増えてしまう。
デキルリーダーは組織を動かす(回す)能力が必須だ。

会社という規模でなく、チームという規模でも使える内容が
詰められているため、これからリーダーになる人には
是非読んで欲しい一冊である。



☆「自己モデル」
☆内発的勉強
☆後継者の育成

お薦め度:★★★★★+遠心力



マインドマップ
39歳までにリーダになる